オーストラリアのビクトリア州立学校の生徒たちは、自身の学習スタイルに変化し、順応していく場所を訪れます。生徒たちは、単に毎日のアクティビティーを行う場所ではなく、体験を生み出すように設計されている建物と教室を使います。生徒たちは教室の外へ出て、より広いコミュニティーでの体験を学校に持ち帰ってきます。

Two students holding a poster in the foreground and primary school kids sitting around tables in the background 

生徒が中心

学校設計のビジョンは、生徒を原点としています。物理的な環境は、人間が学ぶ方法に影響を及ぼします。質の高い教育と学習を行うためには、高品質の設計を通じて学習に対する意欲と熱意を向上させる空間が提供されなければなりません。

場所だけではなく体験も重要

冒険的、新鮮、そして近代的な設計により生徒たちは、学習が開放的かつ刺激的であり、可能性に満ちていると感じます。空間は、生徒とグループが独自のスタイルで使用するにつれ、変化して発達していきます。また、正規の授業以外で、生徒たちが社会とのつながりの中で協力し合うことによって、授業の枠を超えた学習をします。

異なるスタイルをサポートする柔軟な空間

優れた設計には柔軟性があります。生徒たちは異なる方法で学び、さまざまな教育アクティビティーを行う必要があるため、学校には多様な空間が必要です。ビクトリア州立学校の設計は、以下の作業を促進します:

  • 個人
  • チームベース
  • 熟考的
  • 創造的
  • 技術の取り入れ
  • 実地

チョークと話だけではない

ビクトリア州立学校の教師は、教えている空間と生徒の個々のニーズに授業を結び付けます。優れた設計の空間では、少人数グループまたは大人数グループでの共同作業が容易になります。

境界を越えて実現する学習

生徒は、自分の置かれた環境ですべての感覚を研ぎ澄ますことで、より効率的に能力を吸収します。ビクトリア州立学校の生徒たちは、教室の中だけで学んでいるのではありません。授業は屋内外で行われます。あらゆる種類のアクティビティーで、生徒が自然環境やコミュニティーとつながることができる柔軟な屋外空間で実施されます。

現代的な機器の使用

技術によって教室に世界が持ち込まれ、生徒たちは世界全体にアクセスする機会が与えられます。ノートパソコン、対話的ホワイトボード、デジタルカメラ、パーソナルリスニングデバイス(iPodsなど)、携帯電話などはすべて、現代の学習環境の一部となっています。SkypeなどのメッセージングおよびVOIP(Voice Over Internet)機器により、生徒たちは簡単に地球の反対側にいる生徒と対話できます。

将来に向けて考える

ビクトリア州立学校を設計したり再設計する際には常に、遠い将来の需要を考慮に入れています。環境的に持続可能な学校を設計すれば、生徒たちは持続可能な将来を構築し、それを享受することに対する責任を考えることにもなります。

優れた事例から学ぶ

現在の学校設計と指針となる原理の例は、 ビクトリア州立学校の設計リソースにあります。

Last Update: 20/07/2016 3:31 PM